POET MEETS SLEEPER

<SILENT POETS>と<眠家 minka>の出会いから10年。

世界に誇れるブランケットが生まれました。

 

- 眠家10周年スペシャルアイテム -

POET MEETS DUBWISE

× 眠家 minka

コットンニット ハーフブランケット

ショップ創設からのお付き合いのSILENT POETS下田 法晴さん。その下田 法晴さんによるアパレルブランド POET MEETS DUBWISE は、眠家の10周年を祝うには外せません。

 

今回はこの記念すべきコラボにふさわしく、生産を新潟県五泉市ニット工場に依頼。

日本を代表するニット製品の産地である五泉市は、熟練の技による高い品質が評価され、今や「GOSEN KNIT」の愛称で世界のハイブランドからも生産を請け負っています。

SILENT POETS下田法晴によるスペシャルコラボ デザイン


「POET MEETS SLEEPER」と大きくあしらわれたロゴは、SILENT POETS 下田法晴さんによるデザイン。

こちらはプリントではなくジャガードと言われる織りで再現されています。

 

その下田法晴さんが手がけるブランドPOET MEETS DUBWISEでも度々見かけるタイポグラフィで、私たちのことをSLEEPERと呼んでいるあたりがグッときます。

眠家のショップ自体もそうですが、このブランケットを使う一人一人皆さんも、コラボの一員になったような特別感を覚えさせてくれます。10周年を支えて頂いた皆さんへの恩返しができたようで、やはりこのコラボを実現させてよかったと感慨深いです。

一見アルファベットが散りばめられているように見えますが、ベッドに広げると、整然としたタイポグラフィーになるデザインで、計算された美しい文字の配列が、インテリアに印象付けてくれます。このあたりもミュージシャン兼グラフィックデザイナーであるがゆえの洗練されたデザインセンスではないでしょうか。

ブランケット右端にはPOET MEETS DUBWISE、そして眠家オリジナルブランドDON'T SLEEPのネームタグがあしらわれています。

DON'T SLEEPは日中の活動平均時間を時間、そして秒単位で表したミルスペックならぬ"ネル"スペックロゴです。

このブランケットで一息つく瞬間以外にも、活動時間が充実するようなバイタリティを込めて名付けています。

1年中気持ちいいコットンニット地


季節を問わず使いやすいコットン素材のニット地は、1年中リビングに出番がある万能ブランケットです。

サラッとした肌触りは飽きのこない心地よさがあり、秋冬だけではなく夏の冷房対策としても活躍できます。

 

さらにニット地にすることにより、もっちりとした厚みと弾力が加わっています。

 

これが掛けた時に気持ちいい。

 

独特のもっちり感と、ニット特有の伸縮性のおかげで体に沿いながらやさしく包み込んでくれます。これはブランケットでは一般的な、平織りやガーゼ生地ではなかなか得られません。

 

このコットンニットには、、わずかにナイロンを含ませています。
これがとてもポイントで、コットン100%では表現できない膨らみが出て、更に強度が増すのです。
コットンニットを最大限に生かすために含んだ若干のナイロン原料は、天然素材100%の方が上位と考えがちな既成概念にとらわれない、私たちなりの物作りへのこだわりの一つです。

 

創業以来天然素材にこだわってきた眠家ならではな、化学繊維との付き合い方も表現できたと思います。

手に取りやすいハーフサイズ


ひざ掛けとして、お昼寝用のブランケットとして、車用として、肌寒い時にパッと手に取りやすいハーフサイズです。

膝に掛けた時もしっかり足元まで覆う幅のため、冬場厳しい足先の冷えにも重宝します。

さらに寒い時は肩から羽織るのもおすすめです。


世界に誇る新潟県五泉ニット


1.日本を代表するニットの産地

トップクラスの実績を持ち、日本を代表するニットの産地である新潟県五泉市。

いくつもの工場が綿密に連携を取り、染色や編み、加工、さらにはボタンやネームタグ付けまでと、ひとつの街で一括して生産が行われるワンストップ製造を得意としています。

これはニット産業ではとてもめずらしいことで、高い品質を保持したまま、時間ロスを減らし、そして急なトラブルにも対応したりと信頼と実績を積み上げてきました。

 

しかし意外にも今の形になったのは戦後、高度経済成長期からとのこと。

そもそも元はニット産業ではなく、時代は遡ること江戸時代、当時盛んだった絹織物から始まります。

一時は日本三大産地まで登りつめたものの、次第に着物から洋服へと時代の流れが変わると共に、洋服の織物そして編み物(ニット)へと転換していきました。

2.ハイブランドが認めた縫製技術

前述のワンストップ製造も偉業ですが、五泉ニットが群を抜いて評価を得ているのが縫製技術です。

その巧みな技術はファッションの本場イタリアでも注目され、名だたる国内外のハイブランドからも生産を請け負っています。

 

具体的にどの点が優れているのかというと、まずは他の産地では難しいとされる細い糸を使っての編み立てです。

いわゆるハイゲージと呼ばれる細かな編目のニットが該当し、編み目が細くなればなるほどチクチク感のないなめらかな肌触りが特徴です。

また編み目が細かいと洗濯しても型崩れが起こりにくくなります。

 

ただその反面、作り手としては編み目が見えづらくなり、ミシンで手作業で縫製を行うときなど高度な技術を要します。

 

今回は数ある五泉ニットの中でも、ハイゲージに定評のある工場を採用しました。

その甲斐あって、なめらかさや肌沿いの良さが揃った眠家らしいブランケットに仕上がりました。

さらにはパターン(型紙)づくりも職人たちの技が光ります。

デザイナーのイメージ画を立体化するパターンづくりは、ベースはCADで描きますが時にはそれだけではまかなえず、人間にしか出せない微妙な感覚が必要とされます。

 

パーツ同士を組み合わせるリンキング技術や、ニットと異素材を組み合わせるドッキングと呼ばれる独自の縫製技術も五泉ニットならではの技術として評価されています。

特にドッキングは布はく(伸びないもの)とニット(伸びるもの)を、縫製(ドッキング)する技術であり、非常に難しく特殊な技術が求められます。

3.若手の力により五泉ニットからGOSEN KNITへ

最先端の機械と職人たちの熟練の技により、長年大手会社の下請けとしてアパレル業を支えてきた五泉ニット。

しかし近年では各社若手社員の割合も増え、企画やデザイン起こしから洋服を生産、さらには自社ブランドも設立したりと、五泉ニットからGOSEN KNITへと見事にブランドを確立しました。

 

実際にお会いした担当者も若い方で、こちらのイメージを伝えるとすんなりと汲み取ってくれ、試行錯誤しつつも安心してコラボ制作を進められました。

 

伝統技術に若手のセンスとエネルギーが柔軟に吹き込まれた五泉ニットは、今後もますます注目される存在だと確信しています。

今回に限らず、眠家ならではのエッセンスが加わったニットアイテムを皆さまにお届けできたらと考えいます...

(その時が来たらお知らせしますのでぜひStay tunedで...!。)

POET MEETS DUBWISE × 眠家 minka

"COTTON KNIT HALF BLANKET"

SIZE : 90×135cm

COLOR:BLACK 

PRICE:¥14,300 (tax included)

*鳥屋野店にて販売

【SILENT POETS】

DJ/プロデューサーである下田 法晴氏のソロユニット。1992年のデビュー。

2016年にラッパーの5lackをフィーチャーしたNTTドコモStyle20’ CMソング「東京」が ACC TOKYO CREATIVE AWARDS クラフト賞サウンドデザインを受賞、2018年、12年ぶりのオリジナルアルバム”dawn”をリリース。収録曲の「asylums for the feeling」は小島 秀夫監督が手がけるPlay Station 4用ゲーム「デス・ストランディング」のテーマソングに起用される。一方で、グラフィックデザイナーとしても活躍し、数多くのロゴや広告のデザインに携わっている。

 

【POET MEETS DUBWISE】

DUBサウンドを独自に昇華し表現するSILENT POETSや、グラフィックデザイナーとして活躍する下田 法晴氏によるオリジナルブランド。自身がデザインしたSILENT POETSのアートワークや写真家の内田 将二氏が撮影した写真を起用するなど、独自のフィルタを通したアイテムを展開。

 

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