眠いい映画「人魚の眠る家」

 

 

 

眠れない時に寝ようとするがあまり、余計に眠れないなんてことはありませんか?

 

ということで、眠りにいい映画通称「眠いい映画」を紹介。

 

眠りにいいといっても、ただ私が観た映画を紹介するだけになりますので、必ずしもこれを観たら眠れるよ、という訳ではございませんのであしからず。。。

 

 

 

 

ある家族の娘が、プールで溺れたことで脳死となり、それに向き合う家族のストーリー。

 

なんですが、この映画。

 

時にヒューマンドラマになり、時にホラーになり、そして生と死について突きつけてくるという多様な面を持つ作品でした。

 

主演は篠原涼子と西島秀俊。

 

この二人の演技がこんなにも感情を揺さぶるとは思わなくて、2時間本でも読みながら観るつもりだったのが、食い入るように観てしまいました。

 

篠原涼子演じる母親の娘が不幸にも脳死になってしまうのですが、娘は生きているという一心で、徐々に狂ったような行動に出ていってしまう。

 

延命するためにある処置を勧めた西島秀俊演じる父親が、最初は協力的だったものの、次第に篠原涼子の狂った行動に恐怖を覚えてくる。

 

この時の演出は本当にホラー。

 

最初は、視聴しているこちら側も、篠原涼子の思いに共感して応援していくのですが、徐々にこの西島秀俊のように恐怖を感じ、もうこれって何が正しいのかわからない、という心境になり感情をグラングランと揺さぶられ、いったいどういう結論に至るのだろうと思って観ていると、なるほどそういうことかとラストに涙するという流れ。

 

ハッピーエンドとは素直に言えないかもしれないし、これで良かったのではないかと思えるところもあり、最後まで自分の中で正解は出ないものの、しっかりと腑に落ちる結末になっていました。

 

少しラストに向かっていく演出が、ドラマっぽすぎるかなーという感じもしましたが、これくらいじゃないとちょっと気持ちが追いつかないほどの重厚なテーマの映画です。

 

何が眠いい映画かって言うと、この脳死になる女の子の意識なくベッドに横になっている姿が、本当に眠っているだけのように見えて、実はピクリとも動かないという、実際にこれ演技としてするには結構難しいんじゃないかという役柄を見事に演じている姿が素晴らしく眠いい姿でした。

 



 

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