眠りに向けてオススメする音楽体験。SILENT POETSの12年ぶりのニューアルバム「dawn」。

ここ数年は、眠る前に音楽を聴くという行動が無くなって、YOUTUBEの動画をラジオ感覚で聴きながら眠るという行動に差し代わってしまいました。

でも、久しぶりに眠る前に、聴きながら寝たいと思えるCDに出会いました。

minkaのロゴデザインや、アニバーサリーアイテムなどでコラボさせていただいている「SILENT POETS」の12年ぶりのニューアルバム「dawn」。

夜明け前を意味するdawnというアルバムタイトルにふさわしい、夜明け前の深い夜空から明るい日差しが差し込んでくるような音楽体験。

SILENT POETSはUKダブを基調とした重たい低音が特徴で、アシッドジャズやヒップホップ、ダウンテンポといった要素を取り入れて独自のアンビエントなタッチのサウンドを作るのが私のイメージ。

本作も、NTTドコモ「STYLE'20」のCMソング「東京 feat.5lack」に代表されるようなヒップホップを重厚なダブに落とし込んだSILENT POETSらしい楽曲を中心に、ディープで心地よい音楽が詰まっています。

イギリスのことわざに「夜明け前が一番暗い」という、どんなに悪い状況でもその先には光が見えているというような意味合いですが、まさにそんなアルバムだと思います。