「暑さ寒さも彼岸まで」

例年お盆を過ぎると暑さも和らいでいき、特に熱帯夜も落ち着いて眠りやすい日も増えてきます。

とはいえまだまだ夏寝具が活躍することには変わりはないのですが、秋冬寝具の準備はぜひお早めに。

 

ということで、眠家定番の秋寝具を改めてご紹介。 

1日の寒暖差が厳しい季節にこそ揃えておきたい万能肌掛け

毎日の気温が30℃超えだった8月と比べると、9月の半ば平均気温が26℃最低気温は平均19℃にまで一気に低下します。

特に朝方の冷え込みが感じやすくなる9月後半〜10月は、気温に合わせて体温調節をしてくれる万能肌掛けが助かります。

 

体温調節がしやすい肌掛けとは、

①軽量で圧迫感がない

②汗を吸ってくれる

③ムレにくい

 

の3拍子が揃っていることです。

 

特に③のムレにくさはあまり気にする人は多くないと思います。

しかし寒暖差が出てくる夏の終わり〜秋は就寝中も汗をかきやすく熱気を逃してくれる肌掛けが必要です。

 

 

さてこの3点を網羅している、

テンセルケットキャメルソフトフィットケット

当店でも絶大な人気を誇るこの両者の違いについて触れていきましょう。

− テンセルケット −

ユーカリやブナの繊維から成る再生繊維「テンセル」をワタとして詰めたテンセルケット。

シルクのようにしっとりとなめらかな肌ざわりは、一度手に取ると忘れられないという人も多いくらいです。

サラサラとした掛け心地


綿よりも吸水・速乾性に優れたテンセルは、汗かいてもサラサラとした寝心地が続きます。

寝始めはまだ暑さの残る初秋は1枚で使うとちょうど良い掛け心地です。

 

 

とは言っても中わたが入っているので真夏の熱帯夜は暑く感じます。

ただ近年は猛暑日の影響で一晩中エアコンをかけて眠るという方も多いと思います。エアコンの冷気により朝方寒気を感じる方は真夏も利用しています。

薄手で軽量なのですが薄すぎず、中わたを感られる程度の絶妙な厚みがこの少し肌寒い温度にしっくりときます。 

 

 

ただテンセルは植物性の繊維のため保温性には長けていません

体を温めるための肌掛けを探している方にはキャメルソフトフィットケットの方をおすすめします。

アレルギー体質でも使いやすい


テンセルの原料であるユーカリやブナは、毛羽立ちが極めて少ない繊維のためホコリが出にくく、お子さまがいる家庭アレルギー体質の方にも気兼ねなく使っていただけます。

家庭で洗濯が可能


クリーニングに出さずともご家庭で簡単にお洗濯ができます。これは肌掛けを買うにあたって有利な点ですよね。

掛けカバー無しで直接肌に掛けられるということは、あのシルクのような気持ち良さを思う存分堪能できるということです。

 

洗う際は洗濯ネットに入れて中性洗剤でドライコースや毛布のコースなど弱めの設定にしてください。

生地が傷む原因になりますので乾燥機は使用しないでください。

オンラインでもご注文を承っております↓

素材  中わた_テンセル100%/表生地_レーヨン80%、ポリエステル15%、コットン5%

生産国 日本

*セミダブル、ダブルサイズは受注生産のため、ご注文から2〜3週間での発送となります。

シングルサイズも欠品となりますと3〜4週間お時間を頂戴することがございますので、早めのご注文をおすすめ致します。

− キャメルソフトフィットケット −

ラクダの繊維を中わたに使用したキャメルソフトフィットケット。

弾力がありモチモチとした感触はまさに「包容力」という言葉がピッタリです。

100%コットンの表生地で包まれているのでチクチクとした感触は全くありません。

薄手のわりに抜群の保温性


触ってみると驚くほど薄くて軽く、冬の寒さに耐えられるか一瞬心配になりますが、実はラクダの毛はウールよりも高い保温性があります。

実際にしばらくキャメルケットを掛けたままベッドの中で過ごしてみると、じんわりと温かさを感じられると思います。

 

 

暑い日は45℃、寒い日はマイナス30℃と過酷な環境下で暮らすラクダたちは、皮膚だけではなく体毛を通して体温調節をしています。

これは体を温めるだけではなく汗をかいた時に放湿をして、ムレを感じにくくさせてくれます。

 

 

肌寒い春秋は1枚で、寒さが本格化してくる冬は羽毛布団の下に掛けて使うと、夏以外の3シーズンをこれ1枚でカバーできてしまいます。

肌に寄り添うフィット感


薄手の肌掛けだと寝返りを打った時にはだけてしまうのが玉にきず。

しかしこのキャメルケットだと、商品名に”フィット”と入っているだけあって本当に体に沿うような掛け心地なのです。

動いてもピタッと体から離れず、それでいて圧迫感はないので全身隈なく包み込んでくれます。

 

 

先ほど冬は羽毛布団の下に掛けると良いと述べましたが、このフィット感のおかげで羽毛布団と体の間にできる隙間を埋めてくれます

肩周りが寒く感じる方は特にありがたく感じるのではないでしょうか。

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残念ながら繊維の性質上、家庭では洗濯ができなくクリーニングが必要となります。

掛けカバーを掛けて気になった時にカバーはお洗濯をし、シーズンではない夏にクリーニングに出すとメンテナンスもしやすくなります。 

それ以外は申し分のないほど性能に優れた肌掛けですので、1枚持っていて損はありません。

キャメルソフトフィットケットに

おすすめの掛けカバー3選

 

柔らかさを更に生かす、

もっちり素材のエアニット。

 

二層に重ねた薄いニット生地は中綿の手触りを殺すことなく、良さを活かしたままモッチリ感をプラスしてくれます。空気の層はあたたかく、気持ちの良い寝心地です。

 

オーガニックコットンエアニット掛けカバー

 

清潔感たっぷりの、

無垢なダブルガーゼ。

 

細い糸を使い密度を高くした、ハリのあるコットンガーゼを二層に重ね、ふくよかで優しい肌触りを実現しました。シーズンレスに使えます。

 

京ふたえガーゼ掛けカバー

 

 

オーガニックコットンらしい、

体にやさしいガーゼ。

 

生地に使うコットンを栽培から見直し、無農薬で作られたコットンで仕上げたガーゼカバー。赤みがかった生成りの色合いや人体に負担の少ない生産が特徴です。

 

変わりガーゼ掛けカバー

 


オンラインでもご注文を承っております↓

素材   中わた_キャメル100% / 表生地_綿100%

生産国  日本

*セミダブル、ダブルサイズは受注生産のため、ご注文から2〜3週間での発送となります。

シングルサイズも欠品となりますと3〜4週間お時間を頂戴することがございますので、早めのご注文をおすすめ致します。

テンセルケットとキャメルソフトフィットケット、私にはどちらがおすすめ?


両者の機能性を見ていただいたところで、結局はどちらを買うべきか迷いますよね。

それぞれのメリット・デメリットを認識した上で、ご自身の寝室環境やすでにお持ちの寝具に合わせて選んでください。

 

まずは各肌掛けの使用時期を下図にまとめました。

寝室環境や体質によって時期の前後はありますが、自分がどの時期に使う肌掛けを買うべきかご参考にしてください。

<こんな方におすすめ>

テンセルケット

●冬よりも春→夏、夏→秋など季節の変わり目に使いたい。

●家でこまめに洗濯したい。

●汗をかきやすい、暑がり。

キャメルソフトフィットケット

●真冬も使いたい。

●寒がり、冷え性。