新潟の住宅フリーペーパー「CRAS」。

高感度なハウスメーカーの作品が多数掲載されており、無料とは思えないクオリティの内容の冊子です。

こだわりの寝具を扱う眠家で人気の「木のマットレス」について、実際に使用されている方のインタビューを交えて掲載された記事をWEBバージョンでお届け致します。

 

photo WATARU shouji

text MASASHI fujita


ブナ板が表面に42本、裏面に20本と、細かく配されたスノコ状のマットレス。ブナの木が適度にしなり体を支え、天然ゴムクッションで豊かな弾力も加えています。ブナ板の抜き差しと、天然ゴムのサスペンションの可動で、体の沈み込みを細かく調整することが可能。オーダーメイドに近いマットレスが作れます。また、ブナ板を支えている天然ゴムは、10年使っても3%しかへたりが出ない、耐久性にも優れた素材です。
ブナ板が表面に42本、裏面に20本と、細かく配されたスノコ状のマットレス。ブナの木が適度にしなり体を支え、天然ゴムクッションで豊かな弾力も加えています。ブナ板の抜き差しと、天然ゴムのサスペンションの可動で、体の沈み込みを細かく調整することが可能。オーダーメイドに近いマットレスが作れます。また、ブナ板を支えている天然ゴムは、10年使っても3%しかへたりが出ない、耐久性にも優れた素材です。

欲しいと思える寝具に出会えた

 一日の疲れを癒し、気分よく次の朝を迎えたい。そんな質の高い「睡眠のあり方」について、こだわりを持つ生活者が最近、とても増えています。なかでもベッドやマットレスは、長時間にわたって身体を支える、睡眠にとってとても重要な役割を担うアイテム。

 そこでいまクラス編集部が注目しているのが、これまで本誌でも何度かご紹介した、通気性が抜群のスノコ状のマットレス「木のマットレス」。表に42本、裏に20本のブナ材の板が細かく配され、就寝中の汗などによる湿気がこもらないという、革命的なマットレスです。

 さらに通気性がよいだけでなく、適度なしなりのあるこのブナ板の位置を一本一本抜き差し調整しすることで、使用者の体型や寝姿勢にぴったりの寝心地を追求できるという優れもの。季節や体調によって、そのときそのときで最もフィットする寝心地をつくりだすことがでいきます。

 今回は、この「木のマットレス」を使用して一年になる大越さんご夫婦に、寝心地や使用感についてお聞きしてきました。


「木のマットレス」で一番驚いたのは、調整ができるってことですね。

木のマットレスとの相性の良いラテックスマットレスに加え、羊毛の中綿入りのベッドパッドを使用することで、吸湿性を高めより寝心地の良い環境に仕上げている。
木のマットレスとの相性の良いラテックスマットレスに加え、羊毛の中綿入りのベッドパッドを使用することで、吸湿性を高めより寝心地の良い環境に仕上げている。

寝具コーディネーター・村山(以下敬称略) 以前使われていた寝具から「木のマットレス」に変えた理由はなんだったんでしょうか?

大越さん(以下敬称略) 前は全然こだわりなく普通に売っているセットもののベッドを使っていたんですけど、寝具を考え直そうと思ったきっかけはカビですね。

奥さま・智香さん(以下敬称略) ちゃんとマットレスを裏返したり、ケアをしていたのに、それでも湿気でカビが発生しちゃって。すごくショックでした。

大越 それでいろいろなマットレスに寝比べて、寝心地の違いがわかってきたときに、ちょうど「眠家」のお店にお邪魔して体験させてもらったんです。

智香 寝具のお店だと知らずに入ったんだよね、最初は(笑)

大越 「木のマットレス」で一番驚いたのは、調整ができるってことですね。それまでは自分の寝方を変えるしか寝心地なんて調整のしようがなかったのに。


大越さんご夫妻のベッドルーム。シングルサイズのベッドフレームを2台隣接することで、大きさはキングサイズになり、余裕を持って眠れる環境に。
大越さんご夫妻のベッドルーム。シングルサイズのベッドフレームを2台隣接することで、大きさはキングサイズになり、余裕を持って眠れる環境に。
木のマットレスの上に敷いたラテックスマットレスは、正反発性、体圧分散性、耐久性、抗菌性に優れている。
木のマットレスの上に敷いたラテックスマットレスは、正反発性、体圧分散性、耐久性、抗菌性に優れている。

なんとなくこんな感じ、

っていうオーダーだよね。


村山 ご夫婦それぞれ体格も体重も違うので、セッティングは別々に調整しています。


大越 もう季節が変わる毎に来てもらっているよね(笑)。


智香 最初の頃は月一回の頻度で調整してもらっていたもんね。


村山 寝る姿勢が夏と冬とで変わってきますし、体調によっても変化しますから。それに合わせて調整していけるのが特徴ですよね。


大越 寝心地って感覚の問題だから、伝えるのに難しい部分もあるんですよ。「ちょっと背中がしんどい」とか(笑)。


智香 そう、なんとなくこんな感じ、っていうオーダーだよね。それをうまく調整してもらって。


村山 以前のコイルスプリングのマットレスとの比較ではいかがですか?


智香 硬さも違うし、微妙なギシギシ感もないです。


大越 自然に身体が沈む感じですよね。下からの圧迫感がない、下から上にくる圧力がない。押されているというよりも支えられているという感じがします。仕事柄、腰と首の調子が悪かったんですけど、腰の調子がよくなりましたね。調整をしっかりしてもらうと、特にいいですね。睡眠時間は変わらないんですけど。


智香 あと、通気性がいいから、あったかいけど汗をかかないんですよ。メリットのたくさんあるマットレスですよね。


村山 快適に使っていただいているようで安心しました。


今回のインタビューで、木のマットレスについて3つのことがわかりました。

 

①メリットは調整が可能なこと

寝方を変えるしか寝心地が変わらなかったものが、その都度調整をすることで寝心地に変化をつけられます。

今回のお客様は季節毎に調整をしています。

夏は暑いので大の字になって眠むり、冬は寒いので縮こまって眠る。そんな寝方の変化にも対応出来るということではないでしょうか。

 

②コイルマットレスとの違いは、硬さの違いやギシギシする感じがないこと

下からの圧迫感がないという印象を持たれたお客様のおっしゃられた通り、スプリングのような跳ねる感触が少ないのではないでしょうか。

木のしなりが支えられているという実感を与えているようですね。

 

③寝具のお店だと知らずに入ったら、意外といい感じの寝具に出会った

ご来店されるお客様からオープン当初はよく言われましたが、「何のお店なんですか?」「寝具もあるんですね」などなど、どんなお店なのかわからない印象をお持ちの方が多かったようです。

最近は「寝具を買うなら眠家で」「いつか木のマットレス買いたい」などの声もいただきます。

”いい感じ”の寝具や日用品を扱っておりますので、皆さんもどうぞお気軽にご来店下さい。

 

 

ということで、今回のインタビューでは使用感だけでなく、お店の印象もわかり、大変私たちも参考になる内容でした。

お店では、木のマットレスが気軽にフィッティング出来ます。

少々入店しづらい雰囲気かもしれませんが、寝具にお悩みの方は一度試しにご来店される価値のある、とても寝心地の良い寝具をご用意しておりますので、是非ご来店下さい。

 

(MURA)